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合気道の師匠の安藤毎夫師範は
“合気道に仕手も受けもない“
そう言われます
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「状況こそが全てを支配していて、主体は固定されていない」
自分にはそのようにも聞こえます
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Casa Milà
一般的な西洋建築と違って
アントニ・ガウディの建築というのは
対称形につくられていない
つまり中心がない
主体、視点を固定しない
だから
観賞するポイントがひとつに定められていない
それは日本庭園と同じように
歩くことを前提につくられているから
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だからガウディの作品は時間が凍結されてない
歩いていくと、どんどん叙景が変わっていく
鑑賞者に「時」の流れを感じさせるように
設計されている
一般的に日本人がガウディの建築を好きだ
というのはわかる気がする
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